固まらない防草土を使用したお墓の防草工事。長岡京市中野山墓地

こんにちは。京都市、亀岡市、宇治市、向日市、長岡京市、八幡市をはじめとした、京都南部にてご対応させていただいております、石材店かわむらの川村です。長岡京市の中野山墓地にて、固まらない防草土を使用したお墓の防草工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします!

 

長岡京市 中野山墓地 防草施工

 

今回のお客様は、遠方にお住まいの方でした。お墓の雑草にとてもお悩みで、現地でお会いしてお話を伺うことになりました。

 

こちらがご相談のお墓です。敷地内にびっしり草が生えています。遠方なのでなかなかお参りには来られないのですが、来た時に毎回びっくりするほど雑草がはびこっているそうで、「なにかいい方法がないでしょうか?」とかなりお悩みでした。

 

よく見ると、白い砂利石が敷かれているのも分かりますが、たくさんの草で砂利がほとんど見えなくなっています。広い敷地なので、すべて草取りするのはかなりの手間がかかります。周りにも草が多いため、一度きれいに草を取り除いても周りから種が飛んできて草が生えやすい環境であることも一因のようでした。

現地の状況を確認して、どういう雑草対策があるのか、色々とご説明しました。今ある玉石をどうするのか、ご予算やどんな仕上がりをご希望なのか等を伺って、近くにあった同じような施工例や完成の予想図なども見ていただき、どの方法で防草するかをお選びいただきました。最終的に今回は、固めずに自然の土のような仕上がりになる防草施工専用の土を施工させていただくことになりました。以前に固める土を施工されたことがあったそうで、経年でひび割れてそこから草が生えてしまったご経験もされていて、「それなら今回は固めない方法でいこう」とお考えになったようです。

 

工事の様子です。まずは草と砂利をすべて取り除いて、土を掘り下げで下地作りをします。十分な効き目がでるように、深めに掘り下げてしっかり地固めします。

 

防草土を撒いて敷き詰めていきます。しっかり締め固めて、表面をならしていきます。

 

隅々までしっかり敷き詰めて、工事完了です。お墓の外柵の周囲のみ、草を取って同じ土を施工しました。

 

表面はほうきで掃いて整えています。広い敷地の雑草対策が完了し、これでお手入れもかなり楽になります。

 

仕上がった表面はこのようになっています。触った感じは普通の土と同じで、見た目も普通の土ですが、実は特殊な石を砕いて作られているものです。自然の土と同じように上を歩くと足跡が付いたり掘ったりすることもでき、とても自然な仕上がりです。「固めてしまうとご先祖様の息がつまってしまう」と心配される方にもご好評いただいています。完全に草が生えなくなるというものではありませんが、施工前と比べると手間暇は大きく違います。

 

お客様にはメールでお写真をお送りして工事完了のご報告を差し上げると、「きれいにしていただいてよかった」ととても喜んでいただけました。このたびは当社にお墓のご相談をいただきまして、ありがとうございました。これからは、以前よりもずいぶん気軽にお参りにお越しいただけるのではないでしょうか?何かお困りのことがござましたら、またいつでもお声かけください。

お墓の雑草対策は、当社でもよくいただくご相談です。お墓の雑草対策には色々な方法があり、一番多いのはコンクリートを打って砂利を敷く方法です。新しく建てるお墓などではこの方法がメインになります。今回施工した防草土による雑草対策は、ガッチリ固まるもの・固まらない自然な仕上がりのものと2通りあり、そのほかにも樹脂舗装や石貼りなど、見た目の違いや費用等に応じて様々です。当社では、現地の状況を確認して適していると思われる方法をいくつかご提案し、ご希望の方法をお選びいただいています。草取りの手間を減らすだけで、お参りはかなり楽になると思います。同じようにお悩みの方がおられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。