こんにちは。京都一円にて、気持ちの良いご対応をモットーにお仕事をさせていただいております、石材店かわむらの川村です。宇治市にある栄蓮寺様の宇治善法墓苑にて、中国産の青御影石AG98の洋型墓石を建立させていただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

【完成したお墓のお写真】

 

今回は、当店で以前に巻き石の部分までを作らせていただいたお客様から、久しぶりにご連絡をいただきました。

 

こちらがその墓地です。お住まいから近いこの墓地に、このように巻き石までを作らせていただいておりました。広めの墓地でしたが、今後のお墓の維持や管理のことをお考えになって、広さを半分にしてお墓を建てたいとご希望でした。

 

工事開始です。巻き石を一度取り外して持ち帰りました。この巻き石は、半分の広さにした墓地のサイズに合わせて加工をいたします。
今回工事をするのは、平等院さんを上がったところにある、栄蓮寺様の宇治善法墓苑です。宇治市営の墓地に隣接した墓地で、周りには自然も多く環境のよいところです。

 

巻き石をすべて取り外した状態です。ここを半分の広さにして、お墓を建てます。奥行きの長さは変わりません。取り外した巻き石に、改めて耐震のアンカーを打つための穴の加工をしているところです。

 

基礎部分です。一度すべて取り外して整地をし、コンクリートの基礎を打ちました。

 

基礎の上に、巻き石を据え付けました。手前の階段部分と奥の部分の長さは、お墓の広さに合うように持ち帰って加工したものを据え付けました。

 

石と石の継ぎ目には、ステンレス製の耐震L金具を使用して止めています。こうすることで、少しの揺れや、年月が経って巻き石が開いたりズレたりといったことを防ぎます。

 

下台を設置したあと、棹石を慎重に設置していきます。

 

下台と棹石の間には、耐震ボンドと耐震パッドをつけて設置しています。当社では、ボンドが固まるまでにズレてしまったりしないよう、耐震パッドも併用しております。より地震に強くなるだけでなく、正確に工事できます。

 

目地コーキングをしているところです。間に雨水などが入ってしまうと、耐震ボンドの耐久性が弱まってしまうので、しっかりと耐震のシリコンボンドで目地を打ちます。

 

霊標を右側に設置して、お墓の手前に拝石を据え付けています。拝石の周りに土の部分を多く残すとどうしても雑草が生えやすくなってしまいますので、なるべく表面を覆うようにセメントできっちりと施工しております。

 

玉砂利を敷いて完成です。石の種類は、お客様のご希望で、周りのお墓と揃えて「那智黒」にいたしました。

 

石は、中国産の青御影石AG98を使用しています。すっきりとして明るい印象のお墓に仕上がりました。

もともと洋型墓をご希望で、形はこの墓地にある他の洋型墓に合わせることになりました。正面の文字や花の彫刻も周りのお墓をご覧になって色々と考えられて、最終的にはこちらでご用意していた案の中から直感的に選ばれて、この彫刻になりました。ご自分で選んだ文字と図柄を彫刻したお墓は、より愛着を持って大切にお参りいただけると思います。

お客様には、想像通りのお墓が出来上がったと喜んでいただけました。彫刻部分には、将来的には色を入れたいともおっしゃていましたので、その際はどうぞご相談くださいとお話しいたしました。

今回は、私の父の代からお世話になっているお客様からのご依頼でした。また当社に声を掛けてくださって、ありがとうございました。彫刻の色入れ以外にも、何かお困りのことなどありましたらまたお気軽にご相談ください。